本記事ではバイクジャッキの代替品、代わりに使えるもの、のおすすめを紹介します。
急にバイクジャッキがないときに参考にしてください。
バイクジャッキの使い方は?必要機能や使うタイミングを解説
まずはバイクジャッキとは何か、そして使い方はどんなかを簡単に解説します。
これ↓
元商品の解説↓
- バイクジャッキは基本、安全に作業出来るように設計されてます。バイクジャッキが無いと安全に作業出来ずに転倒など危険が伴います
- バイクをメンテナンスする際に使用する器具で、油圧式で車両を持ち上げることが可能です。このジャッキがないと安定したスタイルでバイクのメンテナンスが出来ません。
- パイクを少し高くして、タイヤ交換をしたりする、とかメンテをするときに使うものになります。
商品解説を全部見る
- バイク用のジャッキはタイヤ交換時や他のメンテナンスには欠かせないもので専用の物が一番理想です。ない場合は不安定さが出てしまいメンテナンスに集中出来なくなる可能性があります。
- 日常的な整備、点検を行う際に不便です。その手のことを店にお任せするのも問題はないと思いますが、ある程度自分でできるようになれば金銭的な負担が軽減できるのと、何より突然のトラブルにも対応しやすくなります。
- バイク専用のジャッキはチェーンメンテや他の整備には便利だがわざわざそのためだけにジャッキを購入しなければいけない。
- タイヤやチェーン周りのメンテナンスをする時には、タイヤを浮かせるとタイヤを回転できるのでとても作業しやすくなります。タイヤ交換する時などは必ず必要な物です。
- バイクジャッキは簡単なチェーンメンテナンスやオイル交換、タイヤ交換、フォークのオーバーホールなど様々なところで活躍してくれます。また運搬する際に使用することもあります。
- フロントフォーク交換やフロントホイール脱着、リアショック交換、リアホイール脱着等にて使用できます。
バイクジャッキの代わりになるもの、代用品のおすすめまとめ
ではさっそく見ていきましょう。
- 車用のジャッキ
- パンタジャッキ
- レンガ
- 2段式脚立
- 脚立+タイダウンベルト
- 油圧リフト
- 枕木の角材
- レーシングスタンド
- プラスチック製のビールコンテナ
- 自動車用のパンタジャッキ+ウマ(ジャッキスタンド)
車用のジャッキ
まずは車用のジャッキです。
元々車用に作られていて、バイクより重いものを持ち上げられるジャッキです。そのまま使うとキツすぎる場合がありますので、バネを抜いたりと若干のカスタムが必要な時もあります。ですが、安心して持ち上げられますししっかり固定すれば問題なく使えます。ただ、バイク用とは大きさが違いますのでバイクには合いにくく車種を選ぶでしょう。
使ってみた感想は以下の通り。
バイクでツーリング中には無理ですが、バイクと車双方で移動していたり車が多く止まっている場所では見つけやすいと感じました。出来れば友人に借りるのが一番ですが、最悪はその場にいるドライバーさんに頼まれるのが良いでしょう。その際に使い方を伝えた上でお願いが要ります。通常ではない使い方になりますので、貸す方も疑問に感じる事でしょう。
パンタジャッキ
続いてはパンタジャッキです。
車などを持ち上げるパンタジャッキでも少しであれば持ち上げられます。ですが、当てる場所を間違えるとクランクケースに穴を開けてしまったり、オイル交換をする際にはすこし邪魔になったりと不便です。
使ってみた感想は以下の通り。
バイクを購入してすぐのジャッキがない頃にパンタジャッキを使っていました。主にチェーン清掃でリアタイヤを浮かせていたような覚えがあります。一点で支えるので不安でした。
レンガ
続いてはレンガです。
バイク車両の真ん中にレンガを設置することで、車両を上部に浮かせることが可能です。安価でホームセンターで購入できる点が魅力です。
使ってみた感想は以下の通り。
125ccのバイクをメンテナンスする際に使用しています。応急用という形で最初は使用していましたが、レンガなら普段は庭に置いて置けるのでジャッキを買って収納場所に困るということはありません。
2段式脚立
続いては2段式脚立です。
アルミ製の2段式脚立の上にバイクを乗せることで、水平にしてメンテナンスに興じることが可能です。ジャッキとは異なり軽量で持ち運びしやすいです。
使ってみた感想は以下の通り。
軽く上部にバイクを浮かせたいというときは脚立が役立ちます。スタンドの汚れを落とす、ホイールのナットを締め直す際は脚立だと素早くセッティングできる点が良かったです。
脚立+タイダウンベルト
続いては脚立+タイダウンベルトです。
4~5段、1,500mm程度の脚立とタイダウンベルト(通称ガッチャ)があれば簡単に作成できます。使い方は脚立の天板(もしくは足掛け)にタイダウンを通し、フロントであればトップチューブやハンドル、リアであればグラブバー等に引っ掛け巻き上げます。
使ってみた感想は以下の通り。
最初は単管パイプを組みタイダウンベルトで吊り上げておりましたが、使用しない際の収納場所で困ることと単管パイプが重く、設置、移動が大変なため脚立にしました。
油圧リフト
続いては油圧リフトです。
ピット内などでの特殊な場所でないとそもそも使えないのが欠点です。個人で持っている方はほとんどいないかと。ですが、作業のしやすい高さにバイクを上げることができるのでいいものだなぁと思います。
使ってみた感想は以下の通り。
ボタン一つで上げ下げできるのでとても楽です。複雑な作業をする際にしゃがまなくていいのはかなり良かったです。
枕木の角材
続いては枕木の角材です。
角材の表面は滑りにくく、端材を重ねて使用することも可能なので高さも好みに合わせることができます。角材の中でも枕木は安定性や高さもあるのでおすすめいたします。
使ってみた感想は以下の通り。
最初は高さの感覚がつかめませんでしたので、結構大変でした。写真で撮影したので、2度目からは5分くらいで準備できるようになっています。
レーシングスタンド
続いてはレーシングスタンドです。
フロントとリア両方のレーシングスタンドがあればなお良い。一台にひとつずつあればタイヤを浮かせて保管できるし、メンテもやりやすい。
使ってみた感想は以下の通り。
スタンドを間違ってかけると転倒しやすいので注意が必要です。つけ外しの時自信のない人は誰かに手伝ってもらう方がいいです。
プラスチック製のビールコンテナ
続いてはプラスチック製のビールコンテナです。
ハンターカブの整備用に利用しました。これはネットに実際に行った人の記事があったのでそちらを参考にしたのですが、そのままでは強度が足りなかったので間に桁を入れるなどして補強して利用しました。
これもあまり重いバイクには対応できないと思います。また、高さは固定なので自分で持ち上げて乗せるという手間がかかります。
一方でジャッキと違って長時間経っても沈んでくることがないので地面に接着してしまったり、バイク自体が転倒するリスクは少ないです。
使ってみた感想は以下の通り。
プラスチック製なので強度に不安があったのですが、やはり何度目かの使用で壊れました。できるだけ静かに乗せるようにしていたのですが、置いた途端に壊れてバイクが転倒して非常に危険を感じました。幸い怪我がなかったことと、これが原因でジャッキを買うことを決断したので良い教訓になったと思います。
自動車用のパンタジャッキ+ウマ(ジャッキスタンド)
続いては自動車用のパンタジャッキ+ウマ(ジャッキスタンド)です。
こちらに関してはフロント及びリアタイヤを浮かす程度しかできないため、サスペンションの交換等には使用できませんがチェーン清掃やホイールの掃除等は先述の脚立式よりも簡単手軽です。
使い方
→1.車体右側(スタンド側ではない方)のステップ下にウマを置く
→2.車体左側(スタンド側)に自動車用のパンタジャッキを掛け、少しずつジャッキアップする
→3.右側のウマからステップがズレていないか確認し、任意の高さまで上昇させる
使ってみた感想は以下の通り。
オフロードバイクのリアタイヤ交換時に一度コケました(笑)。原因はジャッキアップし過ぎ&ジャッキアップしたまま高トルクをかけアクスルを抜こうとしたことが原因です。しっかり手順を踏めば失敗しませんが要注意です。脚立スタンドのほうが安全性は高いです。
バイクジャッキの正規品の買える場所、販売店とおすすめブランドまとめ!
本記事で紹介した代用品が全てない場合には、バイクジャッキを購入しましょう。
買える場所
買える場所としては、
バイク用品店
ネットショップ
などがオススメです。
おすすめブランド
また、ネットで購入するのも種類が多くて選び放題。
時間に余裕がある際は検討ください。
その場合のおすすめブランドは以下の通り。
- アストロプロダクツのバイクジャッキが安くて品質も良いのでオススメします
- Apextremeのバイクジャッキがおすすめです。500kgまで耐荷重性能があり、X軸でしっかりと車両を支えることができます。
- Joto 鋼製束 値段が安くて入手しやすくてよい。
- ツールズアイランドの物は価格に対してしっかりとした造りとなっていてそこまでの高額ではないため安心して使えます。また、本体の塗装も目立った欠損はなくバイクの安定性に優れていてメンテナンスに重宝です。バイクの車種により合いにくい物はありますが、購入時にしっかり確認を行えば問題なく長年のお供になるでしょう。
- デイトナのバイクジャッキがコスパの上で1番おすすめです。コンパクトで使いやすいです。
- デイトナ理由は比較的安価であること、リアのものであればスイングアーム部の受けが2種類もともとついているから。
- モノタロウのパンタジャッキがおすすめです。軽量コンパクトで、楽々持ち運びできますし、操作も簡単です。
- モノタロウ バイク用油圧ジャッキ現在所有しているバイクは最大400kgなのですが、こちらは680kgまで対応しているので余裕をもって作業できます。価格が15,000円程度と安くはなかったですが作業性を考えると十分元は取れたと思います。
・・デイトナ派とモノタロウ派が多いですね。
終わり。
コメント