本記事では、「急がば回れ」と似たことわざを紹介します。
大体同じ意味にしたいけど、ちょっと表現を変えたいんだよなぁ・・と言うとき参考にしてください。
では始めていきます。
急がば回れと似たこたわざおすすめまとめ
さっそくみていきましょう。
急いてはことを仕損じる
まずは「急いてはことを仕損じる」です。
どちらも急いぎすぎると成果が出ないと言う意味で大体同じですね。
ニュアンスの違いとしては、「急がば回れ」は最短ルートを行かずに遠回りする印象がありますが、「急いてはことを仕損じる」の場合は、ルートは直線で、事前準備を綿密にするといった印象。
検討が不十分な場合などに使っていきましょう。
短気は損気
続いては「短気は損気」です。
意味は、せっかちであったり怒りやすかったりすると、損になることが多いので気長に行こうといったニュアンス。
焦ってあわあわしているときなどに、辛抱することの大切さを伝えやすい表現です。
慌てる乞食は貰いが少ない
「慌てる乞食は貰いが少ない」は、人から施しを受ける乞食(こじき)のノウハウとして、ガツガツ貰いに行こうとすると、逆にその欲深さに人々が辟易し、もらえる量が減ってしまうという意味。
たくさん営業をすれば成果が上がると考えがちですが、急がば回れと同様に押してダメなら引いてみることを表現できます。
急ぎの文は静かに書け
続いては「急ぎの文は静かに書け」です。
「急いで書かなくてはならない手紙は重要度が高いケースが多いので、ミスをしないように丁寧に書くべきだ」という意味。
焦るときほど冷静にという意図を伝えやすい言葉です。
急がば高火
続いては「急がば高火」です。
「急いで料理を完成させようと強火にしても結局は時間がかかってしまい効率が良くない」という意味。
じっくり着実に進めることの重要性を強調できます。
急がば回れと少し似た言葉や諺のおすすめまとめ
用法によっては言い換えができそうな言葉をまとめました。
石の上にも3年
「長い間努力や忍耐を続ければ、最終的には良い結果が得られる」という意味のことわざ。成果が出ずに焦っているときなどに使える言い換え。
ニュアンスの違いとしては、回り道をせずそのままの道に留まり続ける感じになります。
焦りは禁物
「急いてはことを仕損じる」に近い表現として「焦りは禁物」もあります。
焦っている人に回り道をしろと言っても聞き入れられないこともあるので、単純に焦りすぎを指摘する「焦りは禁物」が使いやすいですね。
そんなに急いでどこへ行く
厳密にはことわざではありませんが、昔の交通標語で「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」というのがありました。
意味としては、急ぐと事故につながるのでゆっくり安全運転で行こうといった感じ。焦ることの無意味さを強調できます。
後悔先に立たず
「後悔先に立たず」は「やってしまった後で後悔しても取り返しがつかない(ので事前に熟考すべし)」という意味です。
「急いてはことを仕損じる」に近い用法ですね。より、デメリットを強調した感じ。
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